今の社会、とりわけ学校のシステムは、およそ人生を豊かに生きていくこととは、つながっていないのではないでしょうか。子どもたち、若者たちを取り巻く様々な問題、信じがたい不幸な出来事。自分を、他人を、社会を、地球を癒し、開放し、変革していく「教育」とは一体なんでしょう。私たち人間にとり本当に大切な知識とは、知恵とは、心とは、身体とは?!
私たちは、固定概念、既成概念にとらわれず、「TOEC自由な学校」を創ってゆこうと思います。そこは、誰もが自分自身になっていくところです。そして、人とのつながり、自然とのつながりに目覚め、魂の躍動、成長を感じあい、育みたいのです。それは、あったかい雰囲気の中で、誰からも強制されることなく遊び、学び、それを通じて自分を知り、みんなと調和して生きること、創造的に自立して生きることを覚えていく学校と言っても良いでしょう。
問われているのは、私たち大人の人生観、教育観であり、生き方です。1998年、TOECはその一歩を踏み出しました。けれども、私たちもはっきりとつかみきったわけではありません。ここで、自然いっぱいの中、自分のペース「あせらず、欲張らず」やりたい事をやれる、そんな「人間」学習の場所を一緒に創っていきたいのです。あなたが学校を選んでください。
自由について、もう少し説明がいりますね。
自由な学校で言う自由とは、単に要望が聞き入れられるとか、枠組みがゆるいことではありせん。ですから、「危険、暴力、破壊」といった心や身体、環境に不適切な「言葉」や「行動」は許されないし、即座に止められます。しかし、そんな場合でも、心は誰からも裁かれません。「心の自由」を一方的に否定されるということはないのです。スタッフも子どもも、やりたいことを主張できると同時に、困っていること、いやなことを主張できる、聴いてもらえる場なのです。他人のいうことにも、自分のことにも耳を澄ませていたいのです。
自由な学校は、いい子でも悪い子でもない、自分になる安心を育むところ。心の自由を育て 「自分を生きる道場」なのです。
自由な学校が
大切にしていること
TOEC自由な学校が大切にしていること、特長について7つの項目にまとめました。
募集要項・
1日の過ごし方
募集要項、1日の過ごし方など、入学前に知っていただきたいことをまとめています。
自由な学校の学び
(遊学タイム)
毎日の遊学タイムが自由な学校の基本です。一人でやること、みんなでやること、話しあって決めていきます。
自由な学校のごはん
(TOEC農園)
自家農園で育てた旬の野菜たっぷりの手作りごはん。本物の体験をとおして、真の食育を実践します。
夜学とペアレンツグループ
(親たちの勉強会)
タテマエや肩書をはずして、語りあうひととき。お母さん、お父さんが「自分になる」ための時間です。
スタッフ紹介
TOEC自由な学校を支えるスタッフたち。子どもたちと誠実に全力で向きあいます。