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第一歩が、あたたかい場所でよかった(美杜・母)

執筆者:佐藤紀与美(美杜・母)

「お父さんと川に行くより、自学が楽しい!」「土日に熱出して、自学は絶対休まん!」美杜が自学にゾッコン!!だ。

はじめ、「子ども達は自学に入れる」と夫が言ったときに「友達が少ないんじゃぁ?勉強は?」と思っていたので私は入れることに「?」だった。「それを超えるものがある!」と言われ、「そうだ」と納得しての入学だった。半年たってこの美杜の言葉…。何よりも美杜があんなに幸せそうに通っている。それだけで、ひとまず大満足。一学期の終わり、「美杜の活動の様子」をもらった。

「友達がやりたいことに合わせていて、美杜自身のやりたいことができているか少し気になることが何度かありました。でも美杜と関わっていくうちに、困っている誰かを助けたり、友達と遊ぶことが美杜のやりたいことなんだと感じました。とても自然で、水が流れているように関わり、雰囲気がとても良くなります。」(デコポン)

なんて優しく、温かく見守られているのでしょう!涙が出ました。

子ども達と居る時のデコポンの優しい声を聞くにつけ、プーさんと楽しそうに遊んでいる美杜を見るにつけ、美杜は幸せ者だなと思う。美杜が家族以外の世界と出会うその第1歩目(第2歩?)が、温かい場所でよかった。

最近、私が怒りのあまり家を飛び出したことがある。(1、2分ですよ…って言い訳ですが。)帰ってきた私に美杜は「どんなに心配したか分かってる?」って。自分の気持ちをこんな風に言えるなんて。

TOECでよく言う「Iメッセージ」ですね。これって自学でそんな風に関わってもらっているから言えるんでしょうね。どんどん美杜は私を超えていくんだなぁ。とっくに追い越されているけれど!

今の心配といえば、美杜は毎朝30分の「静かな時間」(お勉強タイム)がキライらしい。「早く遊びたいから」たった30分なのに…と思うけれど、その30分のために、勉強嫌いになってしまったら…。でも今晩、美杜は漢字の勉強をしていた。「月、火、水…」「海っていう漢字が本に載ってないから教えて」と言う。習う順番バラバラだけど…と思いながら、教える。

これを「自学」というのね。今のところは勉強嫌いにはなっていないみたい…ホッとする母でした。